やりたい事だけやって生きていくのは不可能に近いと思っています。ですが先日あるテレビ番組で「俺は自分のやりたい事だけやってきた」と、満面の笑みで語るお爺さんを見ました。
その方は年齢が80歳を超えていましたが、お酒を飲みタバコも吸われているのに健康そうで、晴れ晴れと笑っていました。
でもあの笑顔の裏には相当な苦労があったように思えます。生まれた時から蝶ネクタイしてるような、ボンボンのお坊ちゃま達とは違い、食べるものにも困るような家庭に生まれ、住む場所すらないような暮らしをし、その生活の中でどういった経緯かはわかりませんが「やりたい事をやって生きる」との考えが生まれたようです。
そしてこの方の「やりたい事だけやって生きる」という信念は相当に硬く、この考えを貫き通すには、守るべき人を持ってはいけないと一度も結婚したことはなく、もう80歳も過ぎていることから今後もするつもりはないとのこと。
そして自由に自分の人生を放浪し、辛さを笑い飛ばし、一人終を迎える時を待つ佇みの場所へたどり着いた。
このように番組は〆られましたが、生きるって難しいなとしみじみ考えさせられました。
このお爺さんはきっと、この生き方で本当に幸せを感じていたのだと思います。だからこそあれだけ笑えているのだと思いますし。
ですが私がこのような生き方をしたら、幸せを感じられるのかな。
自分だけを見て、自分の事だけ考えて生きていくことって何よりの苦痛ではないのかな、なんて小僧の分際で偉そうに思ってしまったり。
でもこのブログで何度も書いてきたように、幸せの尺度は人によって違いますし、幸せの形も人それぞれでしょうから、「自分のやりたい事だけやって生きる」という考えも間違いではないのでしょうね。
自分の思いを果たすために、人様に多大な迷惑をかける人もいますからね。そんな連中よりはずっとカッコいい生き方だな、とも思いました。
幸せって何でしょうね。
私は今、彼女と一緒にいられるだけで幸せを感じられているので、感謝の言葉を伝えなければならないのかもしれませんね。
彼女がそばにいてくれるだけで、本当に嬉しいですし、幸せです。
シバジョーのつぶやき
幸せと言えばクレープ。クレープと言えば幸せです。
クレープと言っても、がレットのように食材を巻いた物とは違い、生クリームをどっさり巻いて、チョコレートソースやキャラメルソースをたっぷりかけたクレープです。(ガレットってそもそも巻きませんでしたっけ? 四角く折りたたんだ生地から目玉焼きがのぞいてましたし、巻いてはいませんね。たぶん)
そんな甘みの堕天使、クレープを食べる時には幸せを感じます。
「ダメだダメだダメだ。食べちゃダメだ」と思いつつも、食べてしまうんですよね~。
でも美味しいんですから、仕方がないです。
・・・太りますけどね・・・
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