http://www.2ko2kora2ko6256.com シバジョーのブログ: 日曜午後の昼下がり アイスフルーツティーを飲みながら

2018年4月24日火曜日

日曜午後の昼下がり アイスフルーツティーを飲みながら



 昨日の記事でフルーツアイスティーの話を書きましたが、日曜午後の昼下がりにフルーツアイスティーを飲みながら読む本はどんなものがいいか考えてみました。



フルーツアイスティーにだっていつも通り小説!と、いきたいところですが、私はコーヒーを飲みながら常に小説を読んでいますので、せっかく作ったフルーツアイスティーには小説以外の本を選びたいところです。いつも同じことの繰り返しをするよりも、たまには遊びを取り入れてもいいでしょうから。

 「フルーツアイスティーを飲みながら読む本」、何がいいでしょうね。

ファッション雑誌? 毎年目まぐるしく変わるトレンドを追うことに疲れてきていますので、ファッション雑誌はやめておきましょう。
心理学書? 心理学を専門的に解説していく本は比較的好きなのですが、どうしても現在の自分を照らし合わせてしまいますし、これも読んでいて疲れてしまいますので心理学書もパス。

レシピブック? これはいいかもしれないですね。フルーツアイスティー作りに挑戦した日の晩御飯を、レシピブックを眺め決める。しかし問題が… 私はレシピブックなるものを持っていないのです。料理をする時には、ネットを検索しレシピをメモ書きして作るので必要としていませんでした。なのでこれもパス。

中世ヨーロッパの都市世界の解説本? 私はヨーロッパの国々の世界観や文化が好きですのでこの類の本も大好物なのですが、ヨーロッパの都市がいかにして誕生し発展してきたのか。そしてそこに生きた人々の姿を通し中世の都市空間を読み解いていく…なんか違いますよね。「日曜午後の昼下がりにフルーツティーを飲みながら読む本」の内容からは正直かけ離れていると思います。面白い部類の本なのですが今回は却下です。

アメリカ文学史に関する本? 私の感性はぶれやすいのかもしれないですが、アメリカ文学史関係の本を読むと、読むたびに文学史の表情が変わって見えてくるのですよ。書いてある言葉、文章は全く同じですのに、本と顔を突き合わせる時間が昼ならアメリカ文学史の明るい面が強く光を放ち私を抱き留めようともしてくれますが、夜に読むと明るさの裏にあるアメリカ文学史の闇に引きずり込まれそうになります。暗く靄がかった文学偉人たちの闇が襲い掛かってくるような感覚になり暗い気持ちになったりします。
でもこういった本もフルーツティーには合わないような気がします…

 どの本も合いそうで合いませんね。
でも私は「日曜午後の昼下がりにフルーツアイスティーを飲みながら読む本」を見つけましたよ。それは…

「哲学の誕生:ソクラテスとは何者か」です。

いい選択をしたと思いませんか?

これこそ春の日曜午後にフルーツアイスティーと共に読みたい本ですよ。
この本は哲学の専門書から比べれば大分読みやすいですし、「哲学の祖 ソクラテス」がどんな人間だったのか、哲学に触れたことのない人でも簡単に踏み込んで行けます。
窓の外に春の日差しが降り注ぐ中、自分の部屋でアイスフルーツティーの冷たさと甘み、そして酸味を味わいながら、古代ギリシアにおける哲学誕生の現場に思いをはせるのです。

 彼の残した格言の一つ

『自分自身が無知であることを知っている人間は、

自分自身が無知であることを知らない人間よりは賢い』


この本を読めばソクラテスがこの言葉を残した意味が分かるかもしれません。

そして本を読み終えた時には、フルーツアイスティーの溶けた氷の上にソクラテスの影が見えるかもしれません。その影をそっと覗きこめば、あなたに哲学の扉が開くかも。
     …なんてことを言ってみたりして…

ちなみに哲学をもう少し深くかじってみたいという方には、

『哲学概論 三宅剛一著』これをお勧めします。
こちらは存在論と認識論を基にして哲学や主義に対する推論や批判が行われていて、偏った哲学的思考も見受けられますが、それでも芯の通った哲学を知り身に付けることが出来ると思います。
ですが・・・この本には濃~いブラックコーヒーをチョイスしてください。
アイスフルーツティーでは太刀打ちできない濃厚さがありますので要注意です。


  シバジョーのつぶやき
私はスポーツマンではありませんが下手なりにスポーツが好きでした。
バスケットをやりテニスをやり、サッカー、バドミントンもやってきました。野球はルールがよくわからないため苦手でしたけど(-_-;)
そんな私が1度やってみたいスポーツがサーフィンです。海に入ると潮が体中に付くので嫌ですが、1回くらい波に乗ってみたいなぁ、と思ったり。でもきっと一生やることは無いような気がします。そもそも私は10メートルほどしか泳げないので、こんな人間がサーフィンをするのは危険すぎるでしょう。
 私には砂浜で貝殻を拾っているのがお似合いかも。


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