県民には広く知られていても、全国的にはほとんど無名の名物ってありますよね。
「県民知名度と全国的知名度のギャップが激しい名物ランキング」というものがありまして、私が住む北海道の名物は上位にランクインされてなくてホッとしました。でもランキングを見ていくと本当に知らない銘菓が多くて驚きでした。
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【知名度にギャップがある名物ランキング】
1位 秋田県 金菓
2位 徳島県 金長まんじゅう
3位 鳥取県 打吹公園だんご
4位 島根県 多伎いちぢく
5位 秋田県 だまこ餅
6位 鹿児島県 加治木まんじゅう
7位 佐賀県 佐賀のり
8位 鳥取県 ふろしきまんじゅう
9位 福井県 越のルビー
10位 山形県 おしどりミルクケーキ
こうなっていまして、申し訳ないのですが私はこの中で知っているものは一つもありませんでした。でも北海道の名物が一つも入っていないことに驚きと言えば驚きもあります。
『白い恋人』などは知られているでしょうが、『わかさいも』あたりも知られているのかな。『わかさいも』は道民の遺伝子とまで言われていますが、全国的には全くの無名だと思っていましたが、ランキングに入っていないところを見ると、そこそこ知名度はあるのかもしれないですね。
せっかくですので「道民の遺伝子』とまでいわれる『わかさいも』について軽く触れておこうと思います。
【わかさいもってどんな名物?】
わかさいもはお菓子です。北海道の洞爺湖温泉の名物で、地元の素材にこだわり余計なものは使わずに作られていまして、現代人から望まれるヘルシーフードの王道を行くようなお菓子です。
出展:わかさいも本舗
わかさいもの大きさは100円ライターとほとんど同じくらいで、外見にはこんがりと焦げ目がついていて、焼き芋をそのまま小さくしたようなイメージです。わかさいもの中は上品な白さで、一般的な黄色みがかかった石焼き芋とは違いますが、毛羽立つ繊維質もサツマイモを思わせます。
ですが『わかさいも』にはサツマイモが一切使われていません。わかさいもは「芋よりも芋らしく」という強いこだわりの中で開発された商品だからです。そして使用されている原料はほとんどが北海道産というこだわりもあります。
わかさいもの外皮のつややかさと焦げ目は、表面に大福豆の甘さをより引き立てるために卵と醤油をまぜた卵醤油をぬり、香ばしく焼き上げることで出来るものです。
このように和菓子に醤油を使うという発想は当時まだなかったもので、全国的にもわかさいもが初めて試み、多くの賞賛の声が寄せられたそうです。
美味しそうですよね。ここまで説明してきましたが、実は私は道民ながら今まで一度も『わかさいも』を食べたことが無いんですよ。いつか食べてみたいとは思っているのですが、こういった名物のものって地元に住んでいても意外と食べないものですよね。
シバジョーのつぶやき
最近塩分を取りすぎているかなと体調を気にいしています。私の祖父はお寿司を食べる時に、醤油の海にお寿司を沈めてから食べるような塩分大好きな人でしたため、私もそうなってはしまわないかと不安ではあります。塩分は取りすぎてしまうとろくなことがないですからね。控えるようにしなければ。
そういえばこの前見た醤油作りの特番で、職人さんたちが「花さか爺さん」の歌を歌いながら作業していました。麹の花を咲かせようと、その歌を歌うのだとか。歴史の蛍光灯が瞬く薄暗い醤油蔵の中、古くから脈々と受けつがれる醤油を作るための作業と、その職人さんたちの姿に、一輪の花を見た気がしました。
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