http://www.2ko2kora2ko6256.com シバジョーのブログ: カメルーン産コーヒーについて

2018年2月13日火曜日

カメルーン産コーヒーについて



 私がコーヒーが好きなことは何度かこのブログで話してきました。そして今日はちょっと珍しいコーヒー豆、というか私が普段あまり飲む機会はないですが、カメルーン産のコーヒー豆についてのお話をしていこうと思います。



【カメルーンってどんな国?】
コーヒー豆の話なのに、何でその国の情報など書くのかと疑問に思われる方もいるかもしれないですが、産地の国をよく知ってこそコーヒーは美味しく飲めるものなのです。これは食事でもお酒でも言えることですね。口に運ぶものこそを知らずして、それを存分に楽しむことは出来ません。ということで、簡単に説明をしていきますね。

 カメルーンは多民族国家でして、それぞれ言語のことなる240もの民族が存在します。そして公用語はフランス語と英語で、フランス語が人口の70%、英語が30%の割合で話されています。また、都市ではスペイン語やドイツ語を話す人もいます。
 そしてカメルーンは政教分離の国でして、カメルーンの主な宗教はキリスト教とイスラム教です。
こういった必要でないような知識でも知っているだけで、コーヒーを少し深く楽しむことができます。

【カメルーンのコーヒーの歴史】
1905年にドイツ人によってアラビカ種が持ち込まれました。アラビカ種の起源はジャワ島やジャマイカのブルーマウンテンだそうです。
総輸出量の80%がロブスタ種で、残り20%のアラビカ種は主にドイツやフランスに輸出されています。
カメルーンのコーヒー産業は、コーヒー価格の下落と政府の農業支援廃止により農民はコーヒー生産を放棄したため、1980年代後半から1990年代半ばにかけて崩壊寸前にまで追い詰められました。
 しかしそれから農民たちは政府の援助もない中で、コーヒーを持続的農作物として見直し始め、自然農法によって作り始めたことにより復活を遂げたのです。

【カメルーン産コーヒー豆の特徴】
美味しい味わいが溢れ出るような、豊富なコクがカメルーン産コーヒー豆の特徴です。口当たりは優しく、まろやかなうま味たっぷりで、自然な甘味と酸味が口の中に広がります。
フレーバーは「フローラル&柑橘系」です。
カメルーンコーヒーは、中浅煎りから中煎りで、紅茶にも似た華やかな香りを楽しめるとされ、この煎り方をすることにより、旨味が豊かでまろやかな味わいを楽しむことが出来ます。
そして深煎りにした場合には、酸味の代わりにココアのようなコクのある甘みが楽しめるのです。


どうですか。カメルーン産のコーヒーを飲んでみたくなっていませんか。そこまでは思っていなくても、少なくとも興味は沸いてきたでしょう。
食べ物や飲み物も人と同じで、その人の人となりを知ることで一歩も二歩も踏み込めるように、その食材の由来や味わいの知識を得ることで、初めて本当の味を知ることが出来るのです。


  シバジョーのつぶやき
年上の知り合いから、この数日何度も奥さんが作った弁当の写真が送られてきて困っています。「今日の嫁の手作り弁当」という言葉とお弁当の写真だけのメール。そんなメールを送られても正直返信に困ってしまいます。しかも奥さんの作ったお弁当が、ウィンナーに卵焼き、後は冷凍食品の詰め合わせの、何て言えばいいのか困ってしまう「THE普通」のお弁当。
 そもそもなぜわざわざ写真を撮ってまで私に送って来るのかがわからないです。でもわからないまま無視するのも悪いので、お笑いコンビ「ザブングル」の加藤さんの「悔しいです!」画像を3日連続で送り返しています。まさに不毛なやり取りだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿

新作の販売が開始されました

お久しぶりです。シバジョーです。 いやいや、何ヶ月ぶりですか? 久しぶりすぎて、何を書いたらいいのかわかりません。 あっ、突然戻ってきたのはですね、ようやく作品が完成したからなんです。 昨日からキンドルで発売が開始されています。 ※URLを貼ろ...