あなたにおすすめの小説診断という物をやってみたら、あまり読むことない恋愛小説になってしまいました。それに私が恋愛小説を読むと言っても、自分で小説を購入して読むことはほとんどなく、大抵は借りて来て読む程度なのです。
作品作りの参考に読むか、同じ傾向の小説ばかりを読んで、凝り固まった頭をほぐすためのリフレッシュのためくらいなんですよね。「そんな私に恋愛小説を勧めるか」と、半分呆れていましたが、その診断はけっこう当たると噂らしく、その診断で出た小説家の小説を読んでみると、意外と面白かったなどの声も多いというのです。ですので私も毛嫌いせず恋愛小説を読んでみようかな、と思っています。
そもそも私は恋愛小説を書くことがあまり得意ではないというか、好きではないんですよ。ガチガチの恋愛小説を書くとどうしても自分を描写してしまうんですよね。そんな気は無く書いていても、恋愛をしていく男性側の登場人物が、どうも私に似てしまうのです。恋愛を主題にしてしまうと、自分の色が濃く作品に出てしまいます。そのため、私は恋愛小説を書くことが好きではないのです。
鋭い読者さんになら、私がこれまでどんな恋愛をしてきたかまで、全てが見透かされてしまいそうで怖いんですよ。好きな女性の趣味や、恋愛主観まで知られるのはもう生き恥ですから。
でも恋愛に関する話を一切書かないという訳ではないんです。恋愛を本筋としては書きませんが、本筋に絡ませる形で恋愛描写を入れていくのは好きなんです。そうすることによって登場人物たちの心情なども読者さんに伝えやすくなりますし、恋愛という誰もが思い悩む要素を登場人物に持たせることで、主人公たちに自分をダブらせ一歩も二歩も作品に踏み込ませることが出来ます。言い方が悪いかもしれませんが、本筋に絡ませる形での恋愛描写は、「誘い水」的な要素が強いと思います。
本題だけでは引き付けることができないなら、他に共感しやすいものを取り入れる。そこで最も安易に取り入れることが出来るもの。それが恋愛描写だと私は思っています。誰にだって少なからず恋愛の経験はあるでしょうから、それを元に書いていくのもアリですしね。
恋愛描写をもっと濃く、深く、リアルに書いていきたいと思う方は、恋愛小説を数多く読んでいくといいでしょう。
シバジョーのつぶやき
本日はバレンタインですので、恋愛小説に関する話を書いてみました。恋愛は書いたり読んだりするよりも経験することが一番楽しいとは思いますが、それでも上手い恋愛小説には読まされてしまいます。
今日という日がたくさんの方たちにとって良い一日になることを願うばかりです。
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