今日は1月7日、七草を食べる日ですね。皆さまは七草を食べましたでしょうか。私はこういったものをしっかり食べておかないと、気になるタチですので今年も食べましたよ。
7日は「人日」とされていて、邪気を祓うために7種類の草の入った吸い物を食べて、無病息災を願うようになったと言われています。そして年の初めに芽を出し、邪気を祓ってくれるという「若奈摘み」の風習と結びつき、七草粥を食べるという風習が人々の間に広まったのです。
【七草の意味とその効果】
・薺(なずな)・・・撫でて汚れを除く
別名をぺんぺん草と言い、利尿作用や解毒作用、それに止血作用も持ち、むくみや胃腸障害に効果があるとされています。
・御形(ごぎょう)・・・仏体
御形とは母子草(ハハコグサ)のことであり、のどの痛みを和らげ、咳などに効果があります。
・繁縷(はこべら)・・・繁栄がはびこる
胃炎に効果があることから、昔から腹痛薬として用いられています。
・芹(せり)・・・競り勝つ
解熱効果、利尿作用、整腸作用、血圧降下、食欲増進などの効果が望めます。
・蘿蔔(すずしろ)・・・汚れの無い白
これは大根の事でして、美肌効果や風邪の予防に役立ちます
・菘(すずな)・・・神様を呼ぶ鈴
これは蕪(カブ)のことで、胃腸を整えてくれることにより、消化を促進するとされています。また、そばかすやしみにも効果があるそうです。
・仏の座・・・仏の安座
胃を整え、食欲増進の効果があります。
これらを刻みおかゆに入れて食べると、1年の邪気を祓い万病を除くとされているのです。確かに効能のありそうな名前が多いですよね。
七草にはミネラルやビタミン類が多く含まれていますので、消化器や呼吸器に有効とされています。
今日食べる七草粥は、年末年始の暴飲暴食で弱った胃腸を、優しく癒してくれることでしょう。
シバジョーのつぶやき
今日でもう年が明けて一週間ですよ。1年間は52週ですから、すでに52分の1が終わろうとしているのです。こうやって考えると月日が過ぎ去っていくのは本当に早いですよね。去年の年末には「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と思っていたのに、仕事以外何もせずに、もう1週間ですよ。このままではあっという間に、また年を越してしまいそうだ。
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