http://www.2ko2kora2ko6256.com シバジョーのブログ: 箱根駅伝を楽しみ、作品作りに心寄せる今

2018年1月2日火曜日

箱根駅伝を楽しみ、作品作りに心寄せる今


 今日はこのブログで何度も書いてきた箱根駅伝の日ですよ。1年間待ちに待っていた箱根駅伝です。この箱根駅伝は現在開催されている駅伝の中では4番目の距離の長さで、日本の学生スポーツの中ではトップと言ってもいいほどの人気を誇ります。

コースは千代田区大手町の読売新聞本社前から神奈川県箱根の芦ノ湖までで、往復計217・1㎞です。箱根駅伝は1987年から全国放送されはじめ、私は小学生のころから大好きでした。

 そして大人になってからも毎年好きで見続けているので、箱根駅伝のような熱い駅伝小説を書いてみようと思い立ったこともありました。ですが駅伝小説って書くのが本当に難しいと知ることになり、けっこうすぐに諦めてしまいました。

 

 私は駅伝に出場する大学の1人の選手を主人公にして、その選手や仲間に焦点を当てて書いていこうとしたのですが、駅伝というレースの性質上、どうしても主人公の影が薄くなってしまうんですよね。区間が10あるとしたら主人公が走れるのは1区間だけで、他の9区間では他の選手が走ることになります。ですので、光を当てるべき登場人物が多く、それぞれの存在が薄っぺらになってしまいますし、主人公がいながら、他の選手が走っているところなどを書いていけば、読者はもちろんのこと作者ですらが、展開の早さと光を当てている焦点の移り変わりに追いつけずあたふたしてしまうのです。話を書いていくペン先がぶれると言う感じ。

 結果として常に焦点が移り変わることから、作品の濃度を濃く深くすることが出来ず、薄っぺらい作品になってしまうのです。そんなことならまだチームの監督を主人公に書いていく方が簡単でしょうが、それでもチームの各選手やライバル校の選手などがいるため、やはり焦点がぶれてしまいそうで私は書くことを諦めました。

 

でもあらためて箱根駅伝を見ていると、また駅伝小説を書いてみたくなっています。構成を思い切り変えて、新たな駅伝小説にしてみようと目論見があるのも確か。でも書き始める前から名作ならない予感を感じている物を、遊び半分で書く意味はあるのかなとも思いますし。ただ、そういう遊びの中から生まれた作品の中にも、名作はありますから希望を捨てるのは早いかな。
 

とにかく今年は何でも無理と思わず、挑戦してみよう。

 

 シバジョーのつぶやき

今年は寝正月にはしないと決めていたのですが、結局寝正月になってしまっています。まぁ普段頑張っていますので、こういう日くらいゆっくり休んだっていいですよね。いや、休むべきなんです。←必死に自己正当化しています いいんです。じっくり力を溜めて、正月が終われば飛び上がるんですから。

 

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