今日のテーマの「5W1H」は新聞記事を書く際の原則として広まりましたが、今やビジネスの場面や小説にも「5W1H」は浸透しています。そしてこれをしっかりとしていくことで、読者に伝わりやすい話が書けるようになります
【5W1Hとは何か】】
When いつ
Where どこで
Who だれが
What なにを
Why なぜ
How どのように
上記の6つの要素をまとめた、確実性のある情報伝達のことを5W1Hと言い、これに沿って伝えたい情報や文章を書いていくことにより、わかりやすく、もれなく相手に情報が伝わると言われています。
元々は新聞記事を書く際の原則とされてきたものでありますが、現在ではビジネスの場面での報告書やメールの作成時、または口頭での説明の際に用いられることもあります。そして「How much/How many どのくらい」を足し、5W2Hとされることもあります。
この5W1Hは文章を構成する際の基本的な原則であり、マーケティング(商品やサービスを生産者から消費者へ円滑に移転するためのビジネス活動の事を指し、また別な意味では、消費者側のニーズや要望と、サービスや製品を販売する企業の目的である、適切な資本投下量で最大の販売・生産効果を目指すことを連関させるための情報収集手段の事)においては、戦略策定や実地内容の検討を行う際に、5W1Hに沿い計画を立てることが求められています。「何故それをしなければいけないのか、標的となるマーケットはどこか、そのマーケットで何を行うか、その計画をいつ誰がどのように実行するのか」このようにマーケティング計画を組み立てていくと、多くの人間に要領よく伝わり、成功に導かれる必要作法です。
ちょっと関係ない方向に話がそれてしまいましたね。テヘッ
ここからは実際の小説を使って説明していければいいのですが、全員が知っている小説などないでしょうから、例文で簡潔に説明をしていきます。
【小説における5W1Hの活用法】
例文
「私は昨日、友達と会うために、地下鉄に乗りカフェに行きました」
これを5W1Hに当てはめていきますと、
When いつ :昨日
Where どこで : カフェで
Who だれが :私
What なにを :行った
Why なぜ :友達と会うため
How どのように :地下鉄で
これだけ情報がまとめられていると一文でもある程度状況が伝わる様になります。実際には無理に一文でする必要はございませんので、小説の場面場面でバランスよく情報をまとめ、読者に情報を伝えてあげてください。
ちなみにですが、全ての情報を読者に伝えてしまっては、話の雰囲気が壊れてしまう場面もあるでしょう。そういった場合は「私はカフェに行きました」このように「だれが」「なにを」「どのように」だけを含ませれば、最低限の情報は伝えることも出来ます。重要ではない情報をうまく省いてやることも小説には必要です。そして逆に「だれが」「なにを」「どのように」を省いてしまっては意味のない文章になってしまいますのでご注意を。
小説を書き始めたころは5W1Hをしっかり守って書いていくことをお勧めしますが、時には情報を省くことで作品の引き締めにもなるので、何度でも作品を書き続けて効果的に5W1Hを使いこなせるよう頑張ってください。
シバジョーのつぶやき
昨夜、沖縄に住む知り合いから「札幌もうかなり雪積もってるでしょ。子供と雪合戦したいから新雪を送ってくれない?」とメールが来ました。この知り合いからはこの時期になると毎年と言っていいほど同じようなメールが来るのですが、今年は「新雪」の要望付きですよ。新雪とは新しく降り積もった雪の事でして、厳密にいえば「積雪時の結晶の形がほぼ完全に残っているもの」なのですが、そんな状態で沖縄まで送れるわけないでしょう。
たぶん数年前に送ってあげた雪は溶けないようにガチガチに固めてあったため、半分氷状態で遊べなかったから、わざわざ新雪と言ってきたのでしょうが、新雪で贈ることは不可能なため今回は丁重にお断りしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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