若い頃にやっておかなくて、後悔していることってありませんか。
私は後悔していることがいくつもありますが、その内の一つがピアノを習わなかったことです。
私は一人っ子でしたので、両親はいろいろな習いごとをするチャンスを与えてくれてましたが、ピアノだけは習わなかったんですよ。
多分私が頼めば、両親はピアノのレッスンも受けさせてくれたと思います。「なんでもやっておけ。なんでも知っておけ。若いうちに学ぶことは全て人生の財産になる」という感じの考え方をする家庭でしたので、ピアノだって簡単にやらせてくれたはずです。
ですがその頃の私は(小学1年生くらい)、習い事よりも友達と遊ぶことに呆けてまして、知的経験的財産を築き上げる時間を無駄にしてしまいました。友達と遊ぶことだって財産にはなるんですけど、もっと幅広く知と経験を積んでおけばよかったな、と思っています。
その方がもっと芯の強い自分でいられた気がします。
それでピアノの話ですが・・・
私は昔からジャズが好きでしたので、自分でピアノを弾きジャズを奏でたいな~、なんて考えますね。夕焼け照らす春の空の下、ウォッカの甘く色鮮やかな香りを楽しみ、keith Jarrett Trio のOn Green Dolphin
Streetでも奏で、ジャズの音色に満たされたウォッカをロックでクィッと・・・ タハ― 最高じゃないですか。
その後は酔った指先でBill EvansのWaltz For DaddyやMichel CamiloのCaribeを不格好に弾き、猫の吐息のような静かな夜を待つのです。
そんなことが出来たら本当に最高だと思うのですが、私はピアノに触れた事すらほとんどない人間ですので、出来っこないですよね(-_-;)
悲しい事です… あの遊び呆けていた時期に1日1時間でもピアノのレッスンに行っていれば、口笛ではなくピアノでジャズを奏でられたのに。
下手でもいいんですよ。プロのピアニストのように弾けなくともいいんです。自分や自分の愛する人のために弾くのなら、技術よりも心でしょう。とにかく音楽を音楽と成す、ジャズをジャズと成す、最低限度の力があれば私にとっては十分です。
なのに私は、その最低限度の力すら身に付けることをしなかったのです。
その結果、パソコンでジャズを聴くだけですよ・・・
人は学ぶべき時に精一杯学んでおかなければならないのでしょうね。例えそれが人様に認められない技術や知恵であってもいいのです。自分のためになる何かを身に付けることが大切でしょう。
学ぶことを怠ると、後に大きな後悔に襲われます。という話でした。
私のブログを子供たちは読まないでしょうが、空っぽだと小さく縮こまっていく器が、大きく開いているうちに、たくさん財産を詰め込んでおいてほしい。学ぶチャンスを逃さないようにしてほしい。という気持ちでこの記事を書きました。
シバジョーのつぶやき
子供の時は、パスタ麺は固めが好きでしたが、大人になるにつれ普通の硬さか、少し柔めが好きになりました。
パスタ麺の好きな硬さのアンケートの結果は、「芯がギリギリなくなった程度」が3位で、「アルデンテ」が2位、「普通」が1位らしいです。そして少し柔らかい麺は4位、柔らかい麺は5位。私の食の好みは人と違ってきているようです・・・
柔すぎても嫌ですけど、適度に柔い方が美味しい気がします。アルデンテや硬めでも美味しくないってことは無いですよ。好みの問題です。
さて、ピアノを弾く前にパスタでも作っておくか。海老とアボカドのトマトクリームソースなんていいかも・・・
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