http://www.2ko2kora2ko6256.com シバジョーのブログ: 日本舞踊について

2018年1月27日土曜日

日本舞踊について

本日は歌舞伎と同じく私が好きな伝統芸能の一つ、日本舞踊についてです。
日本舞踊とは言葉の通り日本の踊りでありますが、神楽や民俗芸能、または盆踊りや民謡と言った民族的なものではなくて、あくまでも舞台上で上演することを目的とした、一つの舞台芸術であります。

日本舞踊は日本の芸能の集大成とも言われていまして、その理由としましては、日本舞踊の先行芸能である「舞楽」「能楽」の要素はもちろんのこと、様々な民族芸能のエッセンスが洗練された形で含まれていることがその理由であります。

そして日本舞踊は400年ほどの歴史を経て、現在では、歌舞伎を母体とするいわゆる歌舞伎舞踊、座敷舞の伝統を持つ上方舞や京舞、新しい創造を目指す創作舞踊など様々な顔を持つようになりました

【日本舞踊の潮流について】
日本舞踊の根幹にあるものは歌舞伎舞踊ですが、現在「日本舞踊」として行われているものには二つの流れがあります。
これは日本の文化圏にも関することでありますが、東京を中心とする「江戸文化」と、京都や大阪を中心とする「上方文化」の差でもあります。
17世紀初めに芽生えた歌舞伎は、17世紀後半にかけて『歌舞伎舞踊』を生み出しますが、それまでは文化の中心は京都と大阪でありました。
しかし18世紀前半、文化の中心が江戸に移るに従い、歌舞伎は江戸中心となり、19世紀には江戸が京都・大阪を圧倒してしまったのです。そうした動きの中で京都・大阪には江戸の歌舞伎舞踊文化とは別に、舞台を離れて料亭や座敷など、狭い空間で舞を演じ鑑賞することが盛んになっていきました。
 こうしたことから、江戸の歌舞伎舞踊中心の舞踊を「踊り」と呼んだのに対して、京都・大阪での舞踊は「舞い」と呼んでいます。

日本舞踊も、本番はもちろんの事、稽古の場でも礼儀が重んじられていまして、舞台に上がる前に、下手にてお辞儀をし、正しい姿勢で舞台中央まで進み、座って丁寧に先生にお辞儀をします。
そして稽古が始まれば、先生の下手に立ち、三歩下がった位置にて日本舞踊の技術と心を学びます。
稽古の終わりには、座って先生にお辞儀をし、また正しい姿勢で下手より降ります。

上記したものは一つの例にすぎませんが、このようなことを日々積み重ねることにより、礼儀と礼節を学び、その心身を得て上で踊るからこそ、日本舞踊は芸術となりうる美しさを持つのだと私は考えております。



 シバジョーのつぶやき



最近マンションでエレベーターを使わずに階段で上り下りするようにしています。それほど高い階には住んでいないため効果のほどは分かりませんが、少しでもこういった事をしておけば、何もせずにいるよりはマシだろうと自分に言い聞かせ、毎日階段の上り下り往復計4分を日課にしています。本当ならば駅構内などでも、全て階段を使った方がいいと聞いたのですが、さすがにそれはまだ辛いですので、慣れてきたら駅構内や他の所でもエレベーターを使わずに生活していこうと思っています。
後はバランスの良い食事をとるように心がけていこう。



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