本日は「読ませる文章を書くにはどうしたらいいか」をテーマに書いていこうと思います。これは小説を書く時はもちろん、ブログの記事やビジネスの資料作りにも応用できますので、覚えておいて損はないはずです。
ではそういった「読ませる文章」どう書いていけばいいのか、私達に馴染のある「起承転結」を使い説明していきます。
・起…読者に興味を持たせる
・承…読者に気持ちよく読み続けてもらう
・転…読者の関心を、書き手が意図する方向へ誘導する
・結…読者に納得してもらう
これをしっかりとやることであなたの文章は、「読ませる文章」へと変わります。
それぞれを簡単に説明していきますと
① 起…ここで読者に「この文章、この作品は読む価値がありそうだ。信頼できそうだ」と、思わせなければなりません。冒頭で読者の興味を引きつけることが出来なければ、それはもう読ませる文章とは言えません。
②
承…最初に掴んだ読者の心を離さないよう、心地よく文章を読んでもらうことが大切です。良い流れを止めないように「転」に繋げてやることが大事です。
③
転…ここでは「結」で読者に納得してもらうための、お膳立てをしなくてはなりません。結論の信頼性が高まるように、最終場面でのインパクトや余韻が強くなるように、アクセントを付けながら書いていきましょう。
④
結…結論で読者に納得や満足をしてもらわなければ、何の意味もありません。論理性を持たせ、これまで述べてきた内容を結論付けてください。(小説の場合なら、ここであえてぼやかすことも作品を印象付ける上で必要な場合もあります。ビジネス文書ならハッキリと結論付けなければなりませんが、読者に作品の真相を託すことにより、作品全体の深みが増すこともあります)
ここからは読ませる文章を書くためのテクニックをいくつか紹介していきます。
①
言葉を曖昧にぼかしたりはせず、言い切る
これは多くのブロガーさんがやっていることだと思いまが、言葉をごぼかしては駄目なんです。「だと思う」「だろう」「~のような」このようなぼかし言葉は使わないこと。そうすることで靄がかった文章ではなく、ハッキリとした信頼のおける文章になります。断定することが必要であり、確信をもって断定できないなら書かない事です。
②
大袈裟なほど強く書いていく
読者は弱弱しい文章よりも、大袈裟な文章に惹かれるものです。物事を誇張して書いていきましょう。事実を捻じ曲げないように書いていき、読者に「この人ホントのこと書いてるのかな」と疑いと期待を持たせることも大事です。多少の疑念が沸いたとして、強い文章からは読者は離れません。
③
誰にでもわかるように書く
これは昨日も書きましたけど、どれだけ専門的な知識があろうと、それを見せびらかせるように難解に書いてしまっては読者に何も伝わりません。そして多くの人が読めないであろう漢字を使うこともよろしくないですね。これも読者を疲れさせるだけですので止めましょう。誰にでも分かりやすく読める文章こそが「読ませる文章」なのです。
シバジョーのつぶやき
人間の脳は不思議なもので、優れた性能を発揮する反面、簡単なことで錯覚を起こしてしまいます。これは有名な雑学ですので皆さんご存知でしょうが、かき氷の「いちご」「レモン」「メロン」のシロップは全て同じ味付けだそうです。着色料と香料を変えるだけで、脳が錯覚を起こし違う味に感じてしまうのです。そしてこれはアメやファンタも同じだそうで、着色料と香料を変えているだけで、実際には味は同じだそうです。
そして私が子供のころ1番好きだったブルーハワイのかき氷。この「ブルーハワイ」味に関して明確な定義は無く、お祭りで売られているブルーハワイは屋台によって味が違うそうです。「ラムネ風味」「ビーチ風味」「ブルーハワイ風味」「サイダー風味」と、シロップも多くの種類が売られています。「ビーチ風味」って物凄く不味そうですよね。もう少しまともなネーミングは無かったのだろうか。
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