2017年9月5日火曜日

たまには模倣を


 人の作品を真似て出版することはいけないですが、自分の技術を磨くための練習としてなら模倣はとてもいい手段だと私は思っています。
 私が技術不足の時にしたことは、一番好きな作家さんの作品を自分で書き直していくことです。
きっと小説好きの人なら一冊か二冊は何度も読み返した本があるでしょう。そういう作品ならば大まかな流れは頭の中に入っているはずです。
 それを一心不乱にパソコンに打っていく。もちろん作品は見ないで自分の頭の中で再構築した言葉で打つのです。ミスがあったっていいんです。自分が感銘を受けた作品を、自分が作った流れの中で打っていくことが大事。自分が好きだった一場面でもいいですし、一冊丸々書いてみてもいい。とにかく真剣にやることが大事なのです。
 そして出来上がった作品とお気に入りの作家さんの小説を見比べるのです。きっと多くの人がその落差にショックを受けることでしょう。私もこれを始めてやった時は自分の文章の稚拙さ加減に打ちのめされましたから。
「立て、立つんだジョー!」





「うるっせぇな、立たねぇよ。俺はもうやめた」






こんな状態になったことも

 ですが実際に見比べてみるといろいろ見えてくるものがあるのです。
「あ~ここではこんな表現を持ちいて、あえてセリフとして書かないんだ」「なるほど、ここで改行するんだ」など作家さんの技術も見えてきますし、作家さんの癖もわかってきたりします。「あっ、ここでもこれを使ってる」みたいな感じで。
 これをしていくと自分の粗が多く見えてきますから、自分の作品の改善にもなりますし、小さな迷いが吹っ切れることもあります。あの作家さんもこうだったんだから、わたしもこれでいいや、と気楽にもなれますし。
ですので今一度技術の向上を図りたい方は、好きな作家さんの模倣をしてみることもありかと思います。
 大事なことはただ一つ。作家さんと今の自分との落差に打ちのめされても、





これ状態にはならずに、必ず立ち上がることです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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