こんにちは、シバジョーです
昔読んでいたスポーツ漫画が新装再販されたので、久し振りに読みふけっています。
とても面白いです。
手が離せなくなってしまっています。時間がないのに私は何をやっているんだ・・・
今日は「てにをは」の話をしますね。
「てにをは」とは、助詞の古くからの呼び名です。
ですが、元来では助詞だけではなく、助動詞や接続語など、文章を補助する働きをする物の総称であったとされています。
彼はコーヒーを飲むことが好きです
彼はコーヒーを飲むことは好きです。
この二つの文で違うのは、「が」と「は」だけですが、これだけでも私たちの受け取る印象は違いますよね。
彼はコーヒーを飲むことが好きです。
この一文では「彼」がコーヒーを飲むことが好きだと、真っすぐ伝わります。
しかし、「は」を「が」に変えるだけで、
彼はコーヒーを飲むことは好きです。
これでは、複数ある好きなものの内の一つがコーヒーを飲むことと、受け取ってしまいます。
彼女が会社にやって来た。
彼女は会社にやって来た。
これなら受け取る印象はどうでしょうか。
「が」の方は、今、彼女が会社にやって来たとの印象を受けます。
そして「は」、彼女は少し前に会社に来ていて、それを誰かが回想しているように受け取れますよね。
たった一文字でも文の印象は大きく変わってしまいます。
ですので、「てにをは」を意識しないで何万文字にもなる小説を書いてしまうと、その作品は軋みだらけのものになってしまうでしょう。
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