http://www.2ko2kora2ko6256.com シバジョーのブログ: 1月 2018

2018年1月31日水曜日

綺麗な文章の書き方 読みやすさを感じてもらうためにはどうすべきか


 いくら読んでも読み疲れせず、人を引きつける文章があります。読みやすく分かりやすいだけではなく、読み進めるごとに心を引かれてしまうような文章。そんな文章を書けるようになることを、願わずにはいられない人がいると思います。ですので本日はそんな人たちに役立つであろう、『綺麗な文章の書き方』についてがテーマです。

【文章のリズムに気を付ける】
名文と言われる文章は、音楽的と形容されることがあり、まるで音楽を聞くかのように滑らかに読み進められるものであります。
ただ読みやすい文章と、音楽に掲揚される優れた文賞の違いはどこにあるか? それは作業的に読み進めてしまう文章と、快楽を得ながら読み進めることの出来る文章の差でしょう。
そして後者の、「快楽を得ながら読み進めることの出来る文章」にあるものが、音楽的なリズムなのです。このリズムが名文と駄文を分け隔てると言っても過言ではないでしょう。リズミカルな文章は読みやすく、読むことに心地よささえ感じられるのです。
ではどうすればそのリズム感を身に付けられるか。

【文章を削ること】
とにかく、文章についた無駄な部分を削り取ってください。最初のうちは上手くはいかないでしょうが、それは誰もが通る道です。自分で試行錯誤しながら、自分だけの固有のリズムが文章に乗る様に、文章があなただけのリズムを奏でることが出来るようになるまで、文章を書き、削る。この鍛錬が必要です。

【句読点に神経を置く】
文書のリズムを決める仕事をしているのが句読点です。どこで句読点を打つかにより、あなたの文章のリズムは大きく変わってきます。多くの人は何気なく、ここら辺に句読点を打っておけばいいだろう、と軽い気持ちで打っているかもしれませんが、句読点の効果を意識して書いていくことが大切です。
文章を書くときは、常に句読点を打つことが必要か不要かを、神経質なほど考えてください。

【改行を意識】
改行も句読点と同じで、リズムを生みますし、逆に文章のリズムを壊しもしますので、注意が必要です。改行の無い文章を読み進めることは辛いですが、改行の多すぎる文章もまた読みづらいので注意が必要ですね。あと誤字脱字にも注意です。
 人は窮屈に文字が詰まった文章よりも、適度に余白のある文章の方が格段に読みやすいと言われています。数多く改行することが正しいとは言えませんが、改行して余白を作ることを恐れていては、どうしても窮屈な文章になってしまうため、文章全体のリズム・デザインを考え余白を作っていくことも、文章を書いていく楽しみの一つにもなるでしょう。
(余白の無い文章を好む方もいますため、あなたがいいと思う書き方でリズムを生み出していってください)

と、こんなところです。いかがでしたでしょうか。この記事も少しでも皆様のお役に立てばいいのですが。


  シバジョーのつぶやき


ちょっと悲しい話を聞いてしまいました。私が好きな東京のある洋菓子店の噂話です。ここ数年はその洋菓子店には行ってなかったのですが、どうやら評判がガタ落ちしているようなのです。店員が、考えられないほどふて腐れた態度で接客を行っているなど、酷い話がいくつもあるようで、「あの店がそんなになってしまったのかぁ」と落胆が強いです。
本当に好きな店でしたから、次東京に行くときにでもたまに覗いてみようと考えていたのですが、そんな店の姿を見たくはないので、その店には次回東京に行くときにも立ち寄らないようにします。


2018年1月30日火曜日

文学とは 文学界の偉人たちのちょっとおかしな話

 最近私の好きな趣味のような話題が多かったので、本日はこのブログの本題である小説に関するお話をしていこうと思います。それで、今日のテーマは「文学」です。
                        
【文学とは】
文学とは言語を表現の媒介とする芸術一般の事で、言語のあり方によって様々な文学の形態が考えられます。文字が無かった時代には、口承によって伝達される口承文学がありましたが、その後は今現在に至るまで文字言語による文学が存続してきました。
文学とは具体的には詩、散文、劇、その他各種のジャンルを通じて生まれてくるものであります。
そして文学とは、言語表現による芸術作品のことでもあります。

文学界に生きた人々の意外と知られていない話

・理系の作家、安部公房は人生最後の食事は何がいいですかと聞かれて、「本物のトマトジュースが飲みたい」と答えた。

・夏目漱石は原稿が行き詰まると、鼻毛を抜いて原稿用紙に埋め込んでいました。

・宮沢賢治は自由奔放な人で、ある日突然「なんとなく西に行ってみたいな」と思い立ち、どこまでも西に向かったことがある。

・眉村卓は余命を告げられた奥さんのために、一日一つの話を作り読み聞かせていたそうです。

・太宰治は芥川賞がどうしても欲しかったため、選考委員会にあの手この手を使い媚びを売り続けました。しかしその行為に、選考委員会の川端康成が「太宰治は人間的に欠陥がある」と呆れ、受賞には至らなかったと言われています。←これはけっこう有名な話ですので知っておられる方はけっこういるかも。

・内田百聞は、風呂上りに手拭きが無かったので、そこにいた猫で体を拭いたことがあるそうです。←動物好きとしてこの行為は許せないため、私は未だにこの方の作品を手にしたことがありません。

・イソップは奴隷の身分でありましたが、支配者側から見て、奴隷の規範となるような物語(イソップ物語)を書き、自分だけ奴隷の身分から解放された。

・芥川龍之介はお風呂が嫌いで滅多に入ることは無く、イケメンだったと噂されていますが、匂いがきつかったとの話もあります。

・「走れメロス」は太宰治が借金のために走り回っていた時に考えられた話だそうです。


  シバジョーのつぶやき


年が明けてからまだ一度も味噌汁を飲んでいない事に気が付きました。野菜のたくさん入った味噌汁が好きなので、野菜が高騰している今、食べていないのです。しかしよく考えてみると、値段の高い野菜を味噌汁に入れる事は無いことは、私はさほど味噌汁が好きではないみたいです。そもそも朝はほとんどパンを食べているため、味噌汁は合いません。それならクラムチャウダーとかコーンポタージュスープの方が断然いいです。やっぱりみそ汁は和食とがいいですよね。焼き魚にご飯に味噌汁。THE日本食ですね。でもこんな朝食は実家を出てから一度も食べていない。嗚呼…
 


2018年1月29日月曜日

日本舞踊とダンス

これまで歌舞伎舞踊や日本舞踊について何度か記事で語ってきました。記事を読んでくれた人には、少しずつだとは思いますが舞踊の奥深さが分かって来たことと思います。本日は日本舞踊記事の締めですので、もう少々お付き合いください

 ここでまず伝えしておきたいことは、日本舞踊の「舞踊」とは、明治時代の文学者が、ダンスの和訳として作った言葉とされています。そのため日本舞踊とは「日本のダンス」という意味を持つ日本の伝統芸能であるのです。

【西洋のダンスとの違い】
「日本のダンス」とされる日本舞踊は、西洋のダンスと比べると様々な違いがあります。その違いのひとつはステップにあるのです。ダンスは手振り身振りよりも、一定のリズムを持ったステップを重視していますが、日本舞踊ではリズムよりも、明らかに身振り手振りの方が重要視されています。そのように身振り手振りを重要視することから日本舞踊は「舞踊」であり、リズムを元に動きを付けていくダンスは「舞踏」と呼ばれ、ハッキリとした区別化がされています。

【舞踊と歌舞伎の関連性】

・日本舞踊の内容
日本舞踊は、日本各地に伝わっている踊りや、舞いの全てを包括する概念と言って問題は無いでしょうが、現代では歌舞伎や上方舞など舞踊の一部を指して使われることが多いです。
元々の日本舞踊は、田楽・盆踊りなどの民間芸能から、歌舞伎・能楽や雅楽などの格式ある芸能までを一括するものであります。

・日本舞踊と歌舞伎
日本舞踊に含まれる歌舞伎は、「歌舞伎舞踊」と呼ばれる舞踊の要素が強い演目の事です。一般的には歌舞伎は、隈取をした役者が大見得を切る舞台演劇というイメージが強くあるでしょうが、実は歌舞伎の原点は演劇ではなく踊りにあるのです。
 江戸時代初期、出雲阿国という女性が男装して行った「かぶき踊り」が歌舞伎の原点と言われています。その後、歌舞伎は踊りから演劇としての性質を強めていくことになります。歌舞伎に女性の役者がいないのは、阿国以降の女性歌舞伎が、風紀を乱すものとして禁じられたことに原因があるとされています。

【本格的に日本舞踊を学ぶためには】
現在の日本舞踊の流派は、歌舞伎と不可分の関係を持っていると言えるでしょう。坂東三津五郎を家元とする坂東流や松本幸四郎を家元とする松本流など、歌舞伎役者が日本舞踊の家元を兼任している事情などからも推察できます。
しかし一般人に門出を開いていないという訳ではございませんので、学ぶことはそれほど難しくはないでしょう。

・教室を探す
上記した敷居の狭いであろう場所を選ぶよりも、手早く日本舞踊に触れたい方は、教室を探すと良いでしょう。現在活動している日本舞踊の流派は200を超えるほどあります。ですから、探せば近場に日本舞踊を専門的に教えている教室なりがあるはずですので、そこに習いに行くのがいいでしょう。


  シバジョーのつぶやき


最近「フラリーマン」と呼ばれる男性が増えているそうですね。妻子の待つ家庭に帰っても自身の居場所がないことから、仕事が終わってから夜の街をぶらつくそうです。中にはネットカフェなどで泊まる人もいるんだとか。まるで家出少年みたいですね。家に居たくないから街をぶらつく。その内、フラリーマン同士で徒党を組み出すかもしれないですね。家出少年たちの敵が社会なら、フラリーマンたちの敵は家庭ですね。「家庭に僕たちの居場所を」なんてプラカードを持って、デモ行進を始めるかもしれません。でも街で奥さんの姿を見つけると、すぐ散り散りになってしまうんでしょうね。「うわわわぁぁぁ~」って。
こんなコメディ作品を書いても面白いかもしれない。


   『フラリーマンたちの逆襲』
     怯えていては道は開けない! 怨敵から居場所を取り戻せ!

こんな感じ。



2018年1月28日日曜日

日本舞踊の基本動作

 本日も引き続き日本舞踊の話です。昨日は日本舞踊がどういう舞踊なのかを説明しましたので、本日は日本舞踊の基本とされている動きについて、お話していこうと思います。
                                                                      
【日本舞踊の基本動作】
日本舞踊の動きを構成するものは3つあり、それは「舞(まい)」「踊(おどり)」「振(ふり)」です。
・舞…上半身を中心とした静かな動きで、足を滑らせるように使うのが特徴です
・踊…下半身の動きが中心となります。足を踏み、軽快なリズムに乗せて、動きや間の面白さを見せます。
・振…これは「身振り」や「手振り」の振りと同じ意味で、日常生活の真似をすることです。
                          

【舞】
・お辞儀
扇を右手に持って、膝の前に置きます・両手を前に着けて正面を向き、襟元が前から見えないよう深々とお辞儀をします。

・首の動き
1 身体は正面のまま右を向きます。
2 次に、顔は正面を向き、首を左に傾けます。
3 そして、そのまま首を右に傾けます。
4 この動きを左からも行い、右→左→右、左→右→左 と動きます。
この動きは基本のものですので、平地をなだらかに撫でる川のように、淀みなく行うことが大事です。

・袖口の握り
袖口を握る際にはすべての指を使うことなく、小指・薬指・中指の3本で握ります。そして、親指は人差し指を曲げて合わせておきます。


【踊】
・足の踏み方
やや膝を曲げ腰を入れた状態から、足を水平に上げ、踏み降ろします。
この動きを左右同じように行います。

・足の滑り方
これは実際にやってみるととても難しいのですが、足の滑り方も足の踏み方と同じく腰を入れて行います。
1 腰を入れた状態で右足を高く上げ、静かに降ろします。
2 左足のかかとを上げて、爪先を後ろに動かします
3 その左足を高く上げ、静かに降ろします。
4 次に右足のかかとを上げて、爪先を後ろに滑らせます。
これが基本の形となるのですが、これの他にも、足を高く上げずに、そのまま右左交互に爪先を後ろに滑らせる動きもあります。

・すり足
1 腰を入れた状態で、右足の爪先を上げ、かかとですりながら前に進めます。
2 左足の爪先を越したら、進めた右足の爪先を降ろします。
3 そして左足の爪先を上げ、かかとですりながら前に進めます。
4 同じように右足の爪先を越したら、進めた左足の爪先を降ろします。

【振】
振りの動作に無くてはならないものが扇子です。扇子の扱い方や表現について説明していきます。
・扇子の握り方…扇子の骨を集めて留めている部分を要(かなめ)と呼び、扇はこの要の部分を小指で押さえるように握ります。
・扇子の開き方…扇子を胸の前に両手で持って構えます。左手で扇子を押さえ、右手で親骨をひつつ開きます。左手で下から手前に開き、全て開きます。この時右手は前に押し出すような形になります。
右手だけで扇子を持ち、まず親骨をひとつ開き、次に親骨をしっかり持って、勢いよく下に振り下ろし、一気に開きます。

指す…握った扇子で正面を指します。この時、扇子の折り目が天を向きます。
ふせ…扇子を持った右手を返してふせます。この時、扇子の骨が天を向きます。
開く…腕を伸ばしたまま、指した扇子を右横まで水平に開きます。
構え…扇子を下に向け、膝の脇で自然に保ちます。
要返し…扇子を開き、要の部分に人差し指と中指を挟んで回転させます。

日本舞踊はこのような動きを基本として演じていくものなのです。


   シバジョーのつぶやき


今日焼きそばを作って食べました。焼きそばはけっこう好きでよく食べるのですが、どうしても昔食べていた焼きそばの味が再現できません。作り方は同じなのに、大学のセンター試験前に夜食としてたまに食べていた焼きそばの味にならないのです。男子高校生が腹を空かせ、パジャマ姿で頭をかきながら適当に作っていた焼きそば。あの濃い目の味付けの、何のひねりも焼そばを問題集と向き合いながら食べていた時は美味しく感じていたのに、今は何とも思いません。年齢を重ねていくうちに、私の心はやはり汚れてしまったためなのかもしれない。コッペパンにはさんで、またあの焼きそばを食べたいなぁ。


2018年1月27日土曜日

日本舞踊について

本日は歌舞伎と同じく私が好きな伝統芸能の一つ、日本舞踊についてです。
日本舞踊とは言葉の通り日本の踊りでありますが、神楽や民俗芸能、または盆踊りや民謡と言った民族的なものではなくて、あくまでも舞台上で上演することを目的とした、一つの舞台芸術であります。

日本舞踊は日本の芸能の集大成とも言われていまして、その理由としましては、日本舞踊の先行芸能である「舞楽」「能楽」の要素はもちろんのこと、様々な民族芸能のエッセンスが洗練された形で含まれていることがその理由であります。

そして日本舞踊は400年ほどの歴史を経て、現在では、歌舞伎を母体とするいわゆる歌舞伎舞踊、座敷舞の伝統を持つ上方舞や京舞、新しい創造を目指す創作舞踊など様々な顔を持つようになりました

【日本舞踊の潮流について】
日本舞踊の根幹にあるものは歌舞伎舞踊ですが、現在「日本舞踊」として行われているものには二つの流れがあります。
これは日本の文化圏にも関することでありますが、東京を中心とする「江戸文化」と、京都や大阪を中心とする「上方文化」の差でもあります。
17世紀初めに芽生えた歌舞伎は、17世紀後半にかけて『歌舞伎舞踊』を生み出しますが、それまでは文化の中心は京都と大阪でありました。
しかし18世紀前半、文化の中心が江戸に移るに従い、歌舞伎は江戸中心となり、19世紀には江戸が京都・大阪を圧倒してしまったのです。そうした動きの中で京都・大阪には江戸の歌舞伎舞踊文化とは別に、舞台を離れて料亭や座敷など、狭い空間で舞を演じ鑑賞することが盛んになっていきました。
 こうしたことから、江戸の歌舞伎舞踊中心の舞踊を「踊り」と呼んだのに対して、京都・大阪での舞踊は「舞い」と呼んでいます。

日本舞踊も、本番はもちろんの事、稽古の場でも礼儀が重んじられていまして、舞台に上がる前に、下手にてお辞儀をし、正しい姿勢で舞台中央まで進み、座って丁寧に先生にお辞儀をします。
そして稽古が始まれば、先生の下手に立ち、三歩下がった位置にて日本舞踊の技術と心を学びます。
稽古の終わりには、座って先生にお辞儀をし、また正しい姿勢で下手より降ります。

上記したものは一つの例にすぎませんが、このようなことを日々積み重ねることにより、礼儀と礼節を学び、その心身を得て上で踊るからこそ、日本舞踊は芸術となりうる美しさを持つのだと私は考えております。



 シバジョーのつぶやき



最近マンションでエレベーターを使わずに階段で上り下りするようにしています。それほど高い階には住んでいないため効果のほどは分かりませんが、少しでもこういった事をしておけば、何もせずにいるよりはマシだろうと自分に言い聞かせ、毎日階段の上り下り往復計4分を日課にしています。本当ならば駅構内などでも、全て階段を使った方がいいと聞いたのですが、さすがにそれはまだ辛いですので、慣れてきたら駅構内や他の所でもエレベーターを使わずに生活していこうと思っています。
後はバランスの良い食事をとるように心がけていこう。



2018年1月26日金曜日

映画『パディントン2』を観てきました

 昨日、食事をして映画を見に行きました。お相手は私が普段から仲良くさせてもらっている、皆さんもよくご存じのブログ友達のレビさんです。
 食事と言ってもサイゼリアでだったのですが、前回と同じく話ははずみ、普通はファミレスでしないような話で盛り上がり、まだお互いにほぐし切れていない緊張の糸を緩め、ステラプレイスという札幌では有名な、札幌駅直結の大型ファッションビルにあるシネマフロンティアで映画を見ました。
私達が観た映画は「パディントン2」という、世界40か国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げている、イギリスの児童文学「パディントン」シリーズの実写映画化第2弾です。まだ映画館で放映中の映画ですので、ネタバレはしないように軽くあらすじだけ説明させてもらいますね。
【あらすじ】
ペルーのジャングルの奥地からイギリスのロンドンへやって来た、真っ赤な帽子をかぶったクマのパデイントン。(抱き枕にしてしまいたいくらい可愛い奴です)
パディントンは親切なブラウンさん一家とウィンザーガーデンで幸せに暮らし、コミュニティの人気者となっております。大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさんの骨董品屋でロンドンの街並みを再現した飛び出す絵本を見つけ、その絵本を買うために、パディントンは窓ふきなど人生初めてのアルバイトを頑張っていました。
 しかしある日、その絵本が何者かに盗まれてしまうという事件が発生し、警察の手違いでパディントンは逮捕されてしまい、物語は急展開を見せてゆきます。
今作の適役はイギリスの人気俳優ヒュー・グラントです。ヒュー・グラントはロンドン出身の俳優で『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』などの多数のロマンティック・コメディ映画に主演しており、同じくロマンティック・コメディ映画でヒットを飛ばしていたメグ・ライアンに対して、「ロマンティック・コメディの帝王」と呼ばれた人物でして、今作の『パディントン2』でも惚れ惚れしてしまうような敵役を演じています。
そして敵役の後に紹介するのもおかしなものですが、主演にはイングランド出身で『パディントン』でも出演し、その他にも『パフューム ある人殺しの物語』や『007』シリーズでも活躍していたベン・ウィショーが主演です。
 
児童文学からの実写映画でしたが、スリリングな場面もあり、とても楽しめました。映画のシメが私好みだったこともあるかもしれないですが、一度見ておいて損はない映画だと思いました。


 シバジョーのつぶやき
東京都江東区大島にある「メイカセブン」というパン屋の、「うすかわあんぱん」というあんぱんが今、話題を呼んでいるそうです。「うすかわあんぱん」の商品名に負けない、本当に薄い生地の中にドッサリとあんこが詰められた、あんこ好きにはたまらない一品です。



この切り口にバターを乗せて食べたら美味しいでしょうねぇ。←体調管理に気を使っていますので絶対に出来ませんけど、そんな贅沢な食べ方に憧れてしまいます。


2018年1月25日木曜日

歌舞伎に見せられ満たされて


 私は歌舞伎が好きで、好きな役者さんたちが出る時には見に行きます。しかし私は札幌に住んでいるため、日帰りで見に行ったとしても、かなりの強行軍になりますし、何より出費が痛いです。新千歳空港までのJR代に羽田空港までの飛行機代、それに銀座歌舞伎座まで移動するためにかかる料金に、歌舞伎座の席料金とかなりかかってしまうため、いざ歌舞伎を見に行こうとしても、つんのめってしまうのも事実。
 でも歌舞伎座の演目を見ていると心が奪われてしまいますし、私は歌舞伎座の空気自体が凄く好きなんですよ。寝袋持ち込んで寝泊まりさせてもらいたいくらい、歌舞伎座が好きです。落ち着ける空気と言うかオーラでもあるのですかね。


【座席のお値段】
座席の値段もしっかりと決まっている訳ではなく、演目によっても異なりますし、「襲名」などの特別講演では値段は高くなる傾向にあります。
そして歌舞伎座の一般的な値段は次のようになっております。

・1階桟敷席・・・20000
・一等席・・・18000
・二等席・・・14000
・3階A席・・・6000
3B席・・・4000
・一幕見席・・・8002000

このようになっておりまして、私が演目を見に行く場合は、普段なら二等席か3A席なのですが、どうしても近くで観たい演目があった場合は一等席を予約しています。
一度は一階桟敷席でゆったりとくつろぎながら観てみたいものですが、未だに実現していません。

一階の桟敷席では、そこでしか味わえない特別なお弁当などが届けられ、花道がよく見える席で演目が見れ、また掘りごたつでゆったりと座れるため、よりリラックスして歌舞伎を見ることが出来ます。
ですが、正直20000円は痛いですし、ドレスコードなどがあるわけではないですが、それでも目立つ席ではありますので、服装にも気を使う必要がありそうですから、まだこの席で見たことは一度もないのです。でも人生の内に一度くらいはこの桟敷席で、歌舞伎に満たされてみたいものです。


 シバジョーのつぶやき
私はお笑いコンビのサンドイッチマンが好きでしたが、サンドイッチマンの伊達さんという人が、大のぬいぐるみ好きだと聞いて、ますますファンになってしまいました。伊達さんは番組のロケなどで遠くに行くときは必ずぬいぐるみを連れていくようです。素晴らしいじゃないですか。ぬいぐるみを好きな人に悪い人はいませんからね。
ぬいぐるみ一匹一匹に名前を付けて可愛がる伊達さん。友達になってください。


 今日はかなりの吹雪で氷点下31度を記録した地域もありましたが、ランチをして映画を見に行きました。とても素敵な人と楽しい時間を過ごせました。この話はまた後日に…

2018年1月24日水曜日

文房具の雑学


 用がない時でも、私はたまに文房具屋に立ち寄りたくなります。
実際にそれを感じ取れるという訳ではありませんが、「文房具の香り」に引き寄せられてしまうのです。無表情で無機質なのに、どこか親しみのある文房具が私は大好きです。

 とういう事で本日は文房具がテーマです。


【文房具の雑学】
    鉛筆と色鉛筆の違い
普通の黒い鉛筆で書いた物は簡単に消せるのに、どうして色鉛筆で書いた物は消せないのかご存すか? 普通の黒鉛筆は黒鉛と粘度を混ぜ合わせて、1200℃程度の炉で焼き固めて作ります。しかし色鉛筆は、色の元になる顔料にロウ、合成樹脂、合成のりなどを混ぜて、約50℃の乾燥機で乾かし作ります。そのため、黒鉛筆とは成分はもとより作り方も違うため、紙に色を乗せた時の効果も違ってきます。
普通の黒鉛筆は、紙に書いても薄く貼りつくだけですので消しゴムでも消せます。しかし色鉛筆は紙にべっとりと貼りついてしまうため、消しゴムで消すことは出来ないのです。

    ボールペン
同じ太さのボールペンを使っても、微妙に太さが異なっていたという経験はございませんか。私は何度かこれを経験し悔しい思いをしたのですが、これにもちゃんと理由があるのです。
実はこれは、なかのインキの違いによっておこる現象なのです。ボールペンは大きく分けて、油性とゲルインキの2種類が販売されています。油性のものは昔からありましたが、ゲルインキは割と新しく、カラフルなインクはほとんどがこのゲルインキです。
そしてゲルインキは、紙に乗った時に水のようになるインキですので、浸透し少し太くなってしまうのです。

    ものさしと定規の違い
ものさしは長さを図るための道具でありまして、素材は温度や湿度に強い竹、またはステンレス製が主流です。
一方の定規は線を引くための道具で、線の長さが分かる様に目盛りが付いています。定規と言う漢字は元々は「定木」でして、物の形を定める木という意味です。

    消しゴムは消しゴムではない
なんか哲学のような言い回しになってしまいましたが、実は消しゴムと言うものは現在では、ほとんど使われていないのです。今はプラスティック制のもので、ゴムではないため、正式には「プラスティック字消し」というようです。
ですが、こういった事を知ったからといえ、自慢げに話すのはやめておいた方がいいでしょう。

   小話 『知ったか小僧』

カフェに来ているAB.。久しぶりの再会に二人の会話が弾んでいたところで、突然Aが自分のカバンを探り始めた。
数秒のカバン内探索の後、Aが取り出したのは真新しい消しゴムだった。
A「これ何か知ってる?」
Aの突然の意味不明な質問に、戸惑いながらもBは答える。
B「何って、消しゴムだろ」
Bの言葉を聞き、Aの顔には厭らしい笑みがさざ波のように広がり、粘着性のある高い笑い声を出した。
A「消しゴム? これゴムなの? どこにゴムがあるの、ねぇ? ゴムなんかどこにもないでしょ」
B「だって…」
A「言い訳はけっこうです。自分の無知を恥じなさい。これはプラスティック字消しというの。わかる?今時消しゴムなんて使わないの。これはプラスティックなの。プラスティック。これくらい知っといてほしかったなぁ、俺の友達ならさ。あ、ちなみに、このプラスティック字消しを開発したのは、日本のシードゴム工業ってとこで、1967年にトンボ鉛筆が高級鉛筆として発売した『MONO』にオマケとしてつけられたのが最初なの。わかった? 消しゴムじゃなくて、プラスティック字消し!」

こんな風に話をしてしまったら、確実に友人を失うことになりますので、ご注意を。

    シャープペンシルの呼び名
日本ではシャープペンシルと呼びますが、実はこれは日本だけの呼び名なのです。シャープペンシルは英語では「メカニカル・ペンシル」と呼ぶそうです。


  シバジョーのつぶやき
明日北海道の日本海側では、100cmの雪が降るそうです。札幌に越してきてからほとんど雪かきをしていないので、私なら倒れ込んでしまうかもしれません。ですが実際に100㎝降ったとしても、北海道人にとっては大したことないと言えば大したことないのです。そういった状況が続く地域の人たちにとっては、ある意味いつもの事ですからね。私も地元にいたころは山のような雪と日々格闘しておりましたから。


新作の販売が開始されました

お久しぶりです。シバジョーです。 いやいや、何ヶ月ぶりですか? 久しぶりすぎて、何を書いたらいいのかわかりません。 あっ、突然戻ってきたのはですね、ようやく作品が完成したからなんです。 昨日からキンドルで発売が開始されています。 ※URLを貼ろ...